小型二次電子検出器 MINI-SED

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小型二次電子検出器MINI-SEDはシンチレータタイプの検出器で、二次電子(電子等が試料に照射されて発生する低いエネルギーの電子:数十eV程度)を検出・増幅して電気信号として出力します。主に走査型電子顕微鏡の検出器として使用されます。


特殊仕様等のご相談にも対応いたします。


MINI-SED va=2000V va=200V va=30V
MINI-SED 小型二次電子検出器で取得したSEM像
試料:Cu 400 mesh (L&S:32μm)

製品の特徴


小型

コンパクトな設計のため、省スペース化を実現できます。取付けフランジはICF70です。

超高真空対応

最大150℃のベーキングが可能で真空度1×10-2 Paから使用できます。

pA〜μAの電流検出

最大2×106の信号増幅が可能で、pAからμAまでの電流検出が可能です。
信号出力は1 Vp-p、応答速度は最高5 MHzです。


特殊仕様の例


シャッター付、ICF 114 短タイプ (先端長:50 mm) 細タイプ (先端径:φ10 mm)


主な仕様


量子変換方式

シンチレータ型

装置構成

シンチレータ

P47

光電子増倍管

R9880U / 浜松ホトニクス社製

ライトガイド

石英ガラス

プリアンプ

電流-電圧変換インピーダンス:20 kΩ

適応範囲

二次電子

1 pA〜1 μA

応答速度

5 MHz

光電子増倍管最大ゲイン

2×106

出力

出力電圧

0〜1 Vp-p

入力

プリアンプ電源電圧

DC ±8 V / 30 mA

光電子増倍管電圧

0〜-1 kV / 300 μA

シンチレータ電圧

0〜+8 kV / 10 μA

対応環境

真空度

1×10-2 Pa

最大ベーキング温度

150℃以下(プリアンプ部分は除く)

取付け形式

ICF70フランジ

寸法図 (寸法等の変更についてはご相談ください。)


*電源は含まれておりません。別途ご用意ください。


推奨電源


二次電子検出器の電源も販売しております。

機能

ブライトネス
コントラスト
フィルター

入力

プリアンプ電圧
光電子増倍管電圧
シンチレータ電圧

出力

SE出力